サマリアの活動から、地域の活動へ
サマリア活動開始時から「生活支援」の一環として行ってきた食料提供支援活動は、2年前まで、都内の大手フードバンク「セカンドハーベストジャパン」から食料の提供を受ける中で実施してきました。アウトリーチや生活相談、無料食事会で活用してきました。それから発展して、WAMの助成金が活用できたこともあり、2015年12月から、フードバンク活動に理解と意欲を持つ地域の方々と協力しあい、地域のフードバンクとして「フードバンクところざわ」の活動が始まりました。
地域連携による市民のためのフードバンク
フードバンクの活動は、あっという間に近隣の市にも拡がりました。特に狭山市では「自分たちの地域にもフードバンクの取り組みを!」と市民と社会福祉協議会が連携し、行政の応援もあり、2016年7月には「フードバンクさやま」を立ち上げるにいたりました。
みんなのネットワークで広域の取り組みへ
「フードバンクところざわ」と「フードバンクさやま」は協力しあって「フードバンクネット西埼玉」として合同の事務協と合同の倉庫を運営していくことになり、当分の間は「フードバンクところざわ」の実施主体であるサマリアが事務局と倉庫管理の役割を担う事になっています。最近は、さらに入間市や川越市の市民からも問い合わせがあります。来年度以降に「フードバンクネット西埼玉」はサマリアとは別の独立した組織となり、広域化し、取り扱い食料の総量や品目を増やして、より本格的なフードバンク活動を実施することを目指します。.
現在、事務局はサマリア生活相談室が担当しています。お問合せはサマリア生活相談室へどうぞ。